頭が働かないのは脳疲労が原因?自律神経と睡眠の関係|佐賀市整体

朝起きてもぼーっとして頭が回らない、集中したいのに気持ちが入らない。
そんなとき「寝不足かな?」と思う人が多いですが、実は単なる睡眠不足だけではありません。

最近の医学研究では、「脳疲労」という概念が注目されています。
スマホ・パソコン・情報過多な環境で、私たちの脳は常に刺激を受け続けています。
一見、休んでいるようでも、脳がリラックスできず過活動な状態が続く…
この「脳の緊張状態」こそ、頭が働かない最大の原因の一つです。

脳が休めないと、思考力・集中力・感情コントロールが低下し、
「やる気が出ない」「何をしてもスッキリしない」といった状態に陥ります。
まさに、心も体も“スリープモードに入れない”状態です。

脳疲労と自律神経の深い関係

脳が疲れていると、自律神経のバランスも崩れてしまいます。
私たちの体は、緊張を司る「交感神経」と、リラックスを司る「副交感神経」がバランスをとりながら働いています。

しかし、仕事やスマホ、常に考え事をしていると交感神経が優位になり、
副交感神経が働かなくなってしまうのです。

その結果、呼吸が浅くなり、肩や首の筋肉がこわばり、
血流が悪化して脳への酸素供給が不足します。
これが「頭が重い」「回らない」「ミスが増える」といった不調につながるのです。

さらに、脳の特定領域(扁桃体や帯状皮質など)で炎症が起きると、
思考・感情・睡眠のバランスが崩れ、慢性的な疲労や抑うつ感を引き起こすこともあります。

「しっかり寝たのにスッキリしない」その理由

「昨日は8時間寝たのに、全然スッキリしない…」
そんな経験、ありませんか?

これは、睡眠の「量」ではなく「質」が悪いから。
脳が興奮状態のままでは、深いノンレム睡眠に入れません。
つまり体は寝ていても、脳がずっと働いている状態です。

交感神経が過剰に働いたままだと、眠っても回復しません。
さらに、血流が悪化していると、脳や筋肉に十分な酸素が届かず、
翌朝もだるさや頭痛、肩こりを感じやすくなります。

こうした悪循環を断ち切るには、「脳を休ませる習慣」を意識的に作ることが必要です。

脳を休ませる具体的な方法

まずは、「情報を減らす」こと。
寝る1時間前はスマホ・テレビをオフにし、頭を静めましょう。
深呼吸を数分するだけでも、副交感神経が刺激され、脳が落ち着きます。

また、ぬるめ(40℃程度)のお風呂に10分つかるのも効果的。
血流が整い、体温が自然に下がることで入眠しやすくなります。

さらに、ウォーキングや軽いストレッチもおすすめです。
運動によって脳の血流が改善し、神経伝達がスムーズになることで、
集中力が戻り、感情も安定しやすくなります。

「ぼーっとする時間」も大切です。
何もしない時間が、脳にとっては最高のリセットタイム。
忙しいほど、意識的に休む時間を取るようにしましょう。

私のサロンでの改善法と実際の変化

私のサロン「眠りを変える整体」では、体を強くもまず、呼吸が深くなるように整えていきます。
施術中に眠ってしまう方も多く、終わるころには「頭が軽い」「視界が明るくなった」と言われます。

この施術では、自律神経のバランスを整え、血流と神経の流れをスムーズにします。
脳への酸素供給がしっかりと回復し、結果として「夜ぐっすり眠れる」「朝がスッキリする」ようになります。

「最近、頭が働かない」「気持ちが前向きになれない」
そんな方は、もしかすると脳が過活動のまま止まれなくなっているのかもしれません。

脳と体の両方を休ませる時間を、意識的に作ること。
それが、疲れない頭と穏やかな心を取り戻す第一歩です。

まとめ

頭が働かないのは、単なる睡眠不足ではなく「脳の疲労」と「自律神経の乱れ」が原因です。
スマホやストレスで交感神経が優位になると、脳は常に緊張し続けてしまいます。

しっかり寝てもスッキリしない人こそ、「脳を休ませる習慣」を見直す必要があります。
深呼吸・お風呂・ストレッチなど、できることから少しずつ始めてみてください。

そして、「眠りを変える整体」で、脳と体が本当にリラックスできる時間を体験してみませんか?

友だち追加