天気で気分が落ちるのは自律神経の乱れが原因|佐賀整体

2025年10月27日 2025年11月1日

kuriyama

雨の日や気圧が低い日、なんとなく体が重くて、気分が沈んでしまう。

こんな経験、ありませんか? 実はこの不調、「気象病」とも呼ばれていて、自律神経の乱れが深く関係しているんです。

なぜ天気で気分が落ちるのか?

人間の体は、気圧の変化を「内耳(ないじ)」という部分で感じ取っています。気圧が下がると、脳は「ストレスがかかった」と判断して、自律神経のうち交感神経が過剰に働き始めます。その結果、血管が収縮して、頭痛や肩こり、倦怠感、眠気といった症状が出やすくなるんですね。

ストレスや気圧の変化で筋肉がこわばると、呼吸が浅くなって、脳への酸素供給が減ってしまいます。脳が酸素不足になると、セロトニンなどの"幸せホルモン"が低下して、イライラしたり、落ち込みやすくなったりするんです。

つまり、天気で気分が落ちるのは「心の問題」というより、体のこわばりが引き起こす生理反応でもあるということ。だからこそ、体をゆるめることが、心を整える第一歩になるんです。

気圧や天気の影響を受けやすい方ほど、「頑張って立て直そう」と無意識に力を入れてしまいがちです。でも、本当に必要なのは「力を抜くこと」なんです。

たとえば、・深呼吸をして、吐く息を長めにする・肩の力を抜いて、首を左右にゆっくり回す・40℃のお風呂に10分ほど浸かって、ゆったりと体を温める

こうした小さな"ゆるめる習慣"が、交感神経と副交感神経のバランスを整えて、血流や呼吸をスムーズにしてくれます。

私のサロン「TelQuel」では、"眠りを変える整体"を中心に、自律神経を整えるケアを行っています。施術では、体の緊張をやさしくほぐしながら、自然と呼吸が深くなるように整えていきます。強く揉んだり、無理に伸ばしたりすることはありません。

多くの方が「気づいたら眠っていました」とおっしゃるほど、深いリラックス状態に入っていただけます。施術後は「体が軽くなった」「頭がスッキリした」「イライラが減った」という声が多く、夜の睡眠の質も改善されていきます。

実際、気圧や季節の変化に敏感な方ほど、「天気に左右されにくくなった」「落ち込みにくくなった」と、体の変化を実感されています。

天気によって気分が落ちるのは、「気持ちの弱さ」なんかじゃありません。自律神経が頑張りすぎて、「少し休ませて」とサインを出している状態なんです。

無理に頑張るより、ゆるめる。これが、天気やストレスに負けない体と心をつくる一番の近道です。

体を整えて、呼吸を深くして、眠りを変える。それだけで、あなたの日常はもっと軽く、穏やかに変わっていきます。