朝からしんどいのは自律神経の乱れ？気疲れ体質の人が見直すべき習慣|佐賀整体

2025年10月25日 2025年10月25日

kuriyama

朝起きても体が重い、頭がぼーっとする、気分が沈む。
そんな「気疲れ体質」の方、もしかすると原因は“朝の過ごし方”にあるかもしれません。

寝ても疲れが取れない、目覚めた瞬間から気が張ってしまう…。それは、単に睡眠不足ではなく自律神経の乱れが影響しています。

現代人の多くは、朝からすでに「戦闘モード」に入っているのです。

気疲れ体質の人が陥りやすい“朝の落とし穴”

あなたの朝は、こんな風に始まっていませんか？

・目覚ましが鳴る前からスマホの通知で起きる
・ベッドの中で今日の予定やLINEを確認
・起きてすぐにニュースやSNSをチェック
・慌ただしく支度して、息つく間もなく出勤

これらの行動は、一見「頑張っている朝の習慣」に見えますが、実は自律神経を乱す最大の原因です。

本来、朝は副交感神経（リラックス神経）から交感神経（活動神経）にゆるやかに切り替わる時間。
しかし、スマホの光や情報刺激で一気に脳が覚醒し、交感神経が過剰に優位になります。

その結果、呼吸が浅くなり、肩や首に力が入り、体全体が“緊張モード”のまま1日を過ごすことに。
これが「朝からしんどい」「人に気を使いすぎて疲れる」といった“気疲れの正体”です。

朝は「準備する時間」ではなく「整える時間」。
たった5分の意識で、1日のコンディションは大きく変わります。

ここで、自律神経を整える朝習慣を3つ紹介します。

① 深呼吸でリセットする
目覚めたら、まず大きく3回深呼吸。
吸うよりも“吐く”を長めに意識することで、副交感神経が働き始め、体の緊張が和らぎます。

② 自然光を浴びる
カーテンを開けて朝日を浴びることで、体内時計がリセットされます。
光刺激によって「セロトニン」という幸せホルモンが分泌され、気持ちが前向きに。

③ 白湯を飲む
冷たい水ではなく、40〜50℃の白湯をゆっくり飲むことで、内臓が温まり、自律神経が安定します。
胃腸の働きが整うことで、1日のエネルギー代謝もスムーズになります。

この3つを実践するだけでも、朝のぼんやり感やイライラがやわらぎ、呼吸が深くなるのを感じられるはずです。

気疲れ体質の人は「朝からちゃんとしなきゃ」と思いがちです。
しかし、完璧な朝活や効率的な行動は、かえって脳を疲弊させる原因になります。

朝は“頑張る時間”ではなく、“ゆるめる時間”に変えてみましょう。

例えば、
・朝一番に好きな音楽を流す
・ゆっくりストレッチして呼吸を整える
・何も考えずにぼーっとする

これらはどれも、脳の緊張を緩め、自律神経の切り替えをスムーズにする効果があります。

「そんなことで変わるの？」と思うかもしれませんが、実際に続けた方の多くが、
「午前中の頭の重さが減った」
「人との関わりが楽になった」
と実感されています。

とはいえ、どれだけ朝を整えても、夜の質が悪ければ本当の回復にはつながりません。
眠りは“脳と自律神経のリセット時間”です。

私のサロンでは、「眠りを変える整体」を通じて、自律神経を整えるケアを行っています。

強く揉んだり押したりはせず、体が本来持っているリズムに合わせて呼吸を整える施術を行うことで、施術中に眠ってしまう方が多くいらっしゃいます。

血流が良くなり、筋肉の緊張がゆるむと、睡眠の質が自然と高まり、
「朝スッキリ起きられるようになった」
「1日の集中力が続くようになった」
「気分の波が少なくなった」
といったお声をたくさんいただいています。

自律神経が整うと、心も体も同時に軽くなる。
これは理論ではなく、実際の体感として変化が現れます。

「気疲れ」は、性格ではなく“神経の疲れ”です。
だからこそ、無理に「頑張らない」ことが大切。

朝から完璧を求めるより、何もしない5分をつくってみてください。
それだけで、呼吸が深くなり、体も心も穏やかに整っていきます。

そして、根本から整えたい方は、ぜひ一度「眠りを変える整体」を体験してみてください。
呼吸が深まり、睡眠の質が変わり、朝が“つらい時間”から“心地よいスタート”へと変わります。

あなたの毎朝に、少しの余白と深い呼吸を。
その小さな一歩が、これからの心と体を守る大切な習慣になります。