まだ更年期じゃないのに不調続き…プレ更年期の体が伝えるSOS|佐賀整体

2025年10月20日 2025年10月21日

kuriyama

「最近なんだか疲れやすい」「ちょっとしたことでイライラする」「眠ってもスッキリしない」
そんなお悩みを感じていませんか？

それ、実は“プレ更年期”のサインかもしれません。
プレ更年期とは、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌がゆるやかに減少し始める時期のこと。
一般的には35〜45歳頃に始まることが多く、「まだ更年期ではないのに不調が続く」状態が特徴です。

特に現代の女性は、仕事・家事・育児のすべてをこなしながら、常に頭と体をフル稼働させています。
このような“休めない生活”は、ホルモンだけでなく 自律神経 にも強い負担をかけてしまいます。

肩こり、頭痛、寝つきが悪い、気分の浮き沈み、めまい、倦怠感…。
どれも「ちょっと疲れてるだけ」と思われがちですが、ホルモンの変動と自律神経の乱れが関係しています。

脳の中にある「視床下部」という場所は、ホルモン分泌と自律神経のバランスをコントロールしています。
この視床下部がホルモンの変化に敏感に反応し、ストレスや生活習慣の影響を受けることで、体温調整や睡眠リズム、気分まで崩れてしまうのです。

つまりプレ更年期の不調は、単なる体の問題ではなく「脳の緊張状態」が深く関わっているということです。

エストロゲンは、自律神経を安定させ、血流や代謝、睡眠のリズムにも影響します。
このホルモンが減り始めると、交感神経が過剰に働きやすくなり、体が「常に緊張モード」に入りやすくなります。

その結果、眠っても疲れが取れない・呼吸が浅い・肩がずっと張っているといった状態が続きます。
「気持ちを切り替えよう」と頑張っても、体がリラックスできていないため、イライラや落ち込みが続くという悪循環に陥ります。

この時期を穏やかに過ごすには、「頑張らない工夫」が大切です。
体をゆるめる呼吸、ぬるめのお風呂、夜のスマホ断ち、ゆっくり咀嚼して食べること。
どれも副交感神経を整えるシンプルな習慣です。

また、鉄分・ビタミンB群・タンパク質は女性ホルモンや自律神経の働きを助ける栄養素。
特にプレ更年期の女性は貧血傾向も多く、栄養不足が不調を長引かせる原因になります。

「疲れたら休む」「一人の時間をつくる」そんな小さな自己ケアが、心と体のリズムを整える第一歩になります。

テルケルでは、“眠りの質”を変えることで自律神経を整える整体を行っています。
強く押したり、無理に動かしたりはせず、体が自然に呼吸できるように整えていくのが特徴です。

施術中に眠ってしまう方も多く、「こんなにリラックスできたのは久しぶり」と言われます。
体が深く休まると、脳の緊張もゆるみ、ホルモンバランスが整いやすくなります。

さらに、血流が良くなることで肩こりや頭の重だるさが改善され、「朝起きるのがラクになった」「イライラが減った」といったお声も多数。
プレ更年期で乱れやすい“睡眠のリズム”を整えることが、実は心と体の若さを保つカギなんです。

プレ更年期は、「心も体も変わり始めている」ことを教えてくれる大切なサイン。
この時期をどう過ごすかで、今後の10年が変わります。

頑張りすぎる毎日を一度立ち止まり、
「ちゃんと休めてるかな？」
「呼吸できてるかな？」
と体に問いかけてみてください。

不調を我慢するのではなく、“整える”ことで軽やかに生きられるようになります。