寒くなると体が重い…その原因は“自律神経の乱れ”にあった

2025年10月10日 2025年10月10日

kuriyama

朝起きても体がスッキリしない、1日中どこか重だるい…。
そんな不調を感じる方が増えてくるのが、まさに「秋から冬」にかけての季節です。
「寒いから仕方ない」と思いがちですが、実はこの時期のだるさの多くは、自律神経の乱れが関係しています。

気温の変化に体がついていけず、血流が悪くなり、筋肉がこわばる。
それに加えて、日照時間が短くなることで、心身のバランスを保つホルモン分泌にも影響が出ます。
その結果、体は冷えて代謝が落ち、睡眠の質まで低下。
しっかり寝たはずなのに疲れが取れない――そんな状態に陥りやすいのです。

1. 寒暖差が自律神経を乱すメカニズム

人の体は、体温や血流を一定に保つために、自律神経が常に働いています。
しかし、朝と夜の寒暖差が激しくなる秋冬は、その調整が追いつかなくなります。
交感神経（活動モード）と副交感神経（休息モード）の切り替えがうまくいかなくなり、
体は常に“緊張状態”に。

肩や首の筋肉がこわばり、呼吸も浅くなります。
すると、酸素が体に行き届かず、脳の働きも低下。
集中力が落ちたり、気分が沈みがちになったりすることもあります。

この状態が続くと、肩こりや頭痛、冷え、不眠といった症状が慢性化していきます。
特に女性はホルモンバランスの変化も重なりやすく、体調に波が出やすい季節です。

「気持ちが弱いからダメなんだ」「もっと頑張らないと」――
そうやって自分を責めてしまう方も多いですが、実はそれ、体のSOSかもしれません。

体が重く感じるのは、怠けているからではなく、
血流が悪くなり、細胞にエネルギーが届いていないから。
つまり、体が“頑張れない状態”にあるんです。

そんな時は「気合い」よりも「回復」が大切。
しっかり休んで、自律神経のバランスを整えてあげることが、根本的な解決につながります。

寒い季節になると、無意識に肩をすくめて、呼吸が浅くなりがちです。
浅い呼吸は酸素の摂取量を減らし、筋肉への栄養供給も滞らせます。
結果として、さらに肩こりがひどくなり、睡眠の質も下がるという悪循環に。

深い呼吸を取り戻すことができれば、血流が改善し、
副交感神経が優位に働いて心も落ち着きます。
つまり、“眠れる体”を作るうえでも、呼吸の深さはとても重要なポイントなんです。

私のサロンでは、こうした季節の不調に対して、
「眠りを変える整体」という施術を行っています。

特徴は、体を強く押したり揉んだりしないこと。
無理に筋肉をほぐすのではなく、体の緊張をゆるめ、
自然と呼吸が深くなるように整えていく施術です。

施術を受けている最中に眠ってしまう方も多く、
終わったあとは「体が軽くなった」「頭がスッキリした」とおっしゃる方もたくさんいます。

体がリラックス状態になることで血流が改善し、
冷えが和らぎ、夜はぐっすり眠れるようになります。
次の日の朝、スッと起きられる感覚に驚かれる方も少なくありません。

そして何より、「気持ちが前向きになれた」「イライラしにくくなった」と、
心の変化を感じる方がとても多いです。

それは、体の調子が整うことで自律神経のバランスが安定し、
心が“安心できる状態”になるからです。

寒くなると、つい「しょうがない」と我慢してしまう方が多いですが、
放っておくと慢性的な疲労や肩こり、不眠につながります。

体の不調は、「生活を立て直すタイミングですよ」という体からのメッセージ。
だからこそ、無理せず、体を整える時間をとってほしいのです。

「眠りを変える整体」は、自律神経を穏やかに整えることで、
体の内側から自然治癒力を引き出します。
薬に頼らず、眠れる体を取り戻したい方にはぴったりの方法です。

寒さや気温差でしんどい今こそ、
あなたの体と心をリセットするタイミングかもしれません。
「朝のだるさがつらい」「寝ても疲れが取れない」と感じたら、
ぜひ一度、眠りを変える整体を体験してみてください。

寒くなってくる季節は、気温差によって自律神経が乱れやすく、
肩こりや不眠、だるさなどの不調を引き起こします。
その根本には「呼吸の浅さ」「血流の滞り」「リラックス不足」があります。

しっかり眠れて、朝スッキリ起きられる体を作るには、
筋肉や関節だけでなく、“自律神経のバランス”を整えることが大切です。

「眠りを変える整体」は、あなたの体をやさしく整えながら、
呼吸を深め、心身の緊張を解きほぐします。
その結果、夜はぐっすり眠れ、翌朝はスッキリと目覚める体へ。

寒さで体が重いと感じる今こそ、
あなたの体の「リセットスイッチ」を押してあげましょう。