頭がパンパンで思考停止。肩こりと自律神経の乱れ|佐賀専門

「考えなきゃいけないことが多すぎて、何も考えられない」
「頭が詰まってる感じがして、動けない」

育児、家事、仕事。スマホを開けばSNS、LINE、仕事の通知…。
情報はどんどん入ってくるのに、心と体がついていかない。
そんな状態が続くと、**“脳疲労”**という状態になり、思考が止まりやすくなります。

「肩こり」と「脳の疲れ」は実は深くつながっている

肩こりって、ただの筋肉疲労だと思っていませんか?
実は、脳がオーバーワークになると、肩や首まわりの筋肉が緊張して硬くなるんです。

脳は疲れても「痛い」とは言ってくれません。
その代わりに、肩こりや頭の重さ、目の奥の違和感としてサインを出してきます。

つまり、「頭が働かない」と「肩がつらい」はセットで起こる。
だから、どちらか片方をケアするだけでは、根本解決にならないんです。

第3ブロック:自律神経と睡眠の乱れが、頭と体に与える影響
脳疲労と肩こりの背景には、自律神経の乱れがほぼ必ず存在します。

自律神経が“オンモード”のままだと、夜になっても体が休めず、眠りが浅くなります。
睡眠が浅いと脳が整理されず、次の日も思考が鈍いまま…。
こうして「疲れが取れない→眠れない→さらに疲れる」の負のループに。

最近では「睡眠負債」という言葉もあるように、浅い眠りは蓄積され、心と体をじわじわ蝕んでいきます。

頭の“詰まり”を解放するための新しいセルフケア3選

  1. 「脳に余白をつくる」ための“ジャーナリング”
    朝や夜、ノートやスマホのメモに頭の中のモヤモヤを書き出してみてください。
    書き出すことで思考の整理が進み、脳の“作業領域”にスペースが生まれます。
    これは心理療法の一種としても用いられており、メンタルの安定と集中力向上に効果的だとされています。
  2. 咀嚼で脳を活性化する「ガムケア」
    ガムを噛むことで咀嚼筋が動き、脳の前頭前野が刺激されます。
    これにより集中力や判断力が高まり、ぼんやりした思考から抜け出しやすくなります。
    特に仕事中や家事の合間に、「何か考えがまとまらないな…」と思ったらおすすめです。
  3. “音の断食”で神経のリセットを
    常に音がある生活の中で、あえて「無音」の時間を作ることは、脳への刺激を減らし神経を鎮める効果があります。
    テレビやBGMを止めて、何も聞かない10分間。
    この“音の断食”を毎日取り入れることで、自律神経の興奮が落ち着き、脳のパフォーマンスが回復しやすくなります。

詰まった頭がほぐれると、人生もスムーズに回り出す

思考がクリアになると、言葉がやさしくなる。
人に当たらなくなる。
行動のスピードも上がるし、選択にも迷いが減る。

つまり、“頭が軽い”というだけで、人生は驚くほど軽やかになります。

僕自身も、かつて「何も考えられない」状態に陥ったことがあります。
信頼していた人に裏切られ、全部自分で抱え込んで、思考停止。
そのとき僕を救ってくれたのは、体を整えることでした。

肩こりがほぐれて、夜ぐっすり眠れたその翌朝、ふっと思考が戻ってきた。
それ以来、僕は「考えられない」ときこそ、まず体を整えるようにしています。


まとめ

「頭がパンパンで何も考えられない」
そんな日は、まず“体の声”を聞いてあげてください。

肩こり、浅い眠り、情報疲れ。
それらはすべて、自律神経の乱れからくる“脳疲労”のサインです。

呼吸を深くする
肩をゆるめる
ちゃんと眠る

それだけで、詰まっていた思考が少しずつ動き出し、感情に余裕が戻ってきます。
思考が整えば、人間関係も、自分の選択も、もっとやさしくなれる。

僕はそう信じて、「眠りを変える整体」で体と心を整えるお手伝いをしています。
頭が働かないとき、まず体を整えていきましょう。

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