完璧主義が自律神経の不調の原因|佐賀整体

「私がちゃんとやらなきゃ」って思って、気づけば全部抱えてしまう。
そんな方、すごく多いです。特に女性は家庭でも仕事でも“抜け目なく”を求められがち。

でもね、その“ちゃんとしなきゃ”が、自律神経をじわじわ乱してるって気づいてますか?
僕のところにも「真面目で優しい人」ほど、しんどくなって来られるんです。

完璧主義が自律神経に与える影響

何でも自分でこなそうとすると、常に交感神経が優位になりがち。
これは「緊張モード」のまま生きている状態です。
自律神経は“オンとオフのバランス”で成り立っているのに、オフになる時間がどんどん削られていく。
結果、眠れない・疲れが取れない・怒りやすくなる…といった不調が現れやすくなるのです。

自律神経の乱れが引き起こす心と体のサイン
・朝から肩や首がガチガチ
・夜中に何度も目が覚める
・なぜかイライラが止まらない
・ちょっとしたことで涙が出る
これらはどれも、自律神経が「もう限界」と出しているSOSです。
頑張り屋さんほど、このサインを“気合いで乗り切ろう”としてしまうんですが、実はそれが一番危険なんです。

頼ることで体が整う理由

少しだけでも「自分以外の誰かに任せる」ことで、副交感神経が働きやすくなります。
たとえば、「夜ごはんだけはお惣菜にする」
「寝かしつけの間、旦那さんに洗い物を任せる」
たったこれだけで、体のスイッチが“オフ”になる時間が生まれます。
うちに来てくれているママさんたちも、「頼れるようになったら寝つきが全然違います」とよく話してくれます。

自分を休ませる勇気を持ってほしい

僕は昔、人に頼れない性格で全部1人で抱えて潰れかけました。
それはなぜか?たったこれだけの事を1人でできないの?と周りから思われたくなかったんです。
でも、それでも一度だけ勇気を出して“自分を休ませる選択”をしてほしい。
体がラクになると、心にもちゃんと余裕が戻ってきます。
そしてその余裕が、結果的に周りにもやさしくできる自分を作るんです。


まとめ

「ちゃんとしなきゃ」「全部私がやらなきゃ」
その思いが強い人ほど、肩こり・不眠・メンタル不調に悩まされてしまいます。
でもそれは、あなたが弱いからじゃない。
ただ、自律神経がずっと“緊張モード”から抜け出せずにいるだけ。

特に完璧主義の方は、気づかないうちにオフの時間を失っています。
だからこそ、小さなことでも「誰かに頼る」「手を抜く」ことを許してあげてください。
自律神経は、そういう“小さなゆるみ”でしか整わないんです。

睡眠が深くなったり、肩の力が抜けたり、イライラが減っていく。
それは“がんばること”で得られるものじゃなく、“ちゃんと休むこと”でしか手に入りません。

僕自身、信じていた人に裏切られて、人間関係も全部切って仕事だけに逃げ込んだ過去があります。
でもその中で体を壊して、初めて「頼る」ことの意味に気づきました。
それ以来、今は“自分を休ませること”を一番大切にしています。

だからあなたにも伝えたい。
頼ることは、甘えじゃない。命を守る行動です。

今日1つでも、誰かにお願いしてみてください。
その一歩が、心と体を整えるスタートになります。


※当サロンでは、眠りを変える整体で「自律神経を整える」サポートを行っています。
完璧主義で疲れ切っているあなたへ、自分を休ませる時間を届けられたら嬉しいです。

友だち追加