イライラ・不安で眠れない。自律神経の乱れ|佐賀市専門

「明日のことを考えると不安で眠れない」
「何もないのに、イライラして目が冴えてしまう」
こんな夜が続くと、心も体も疲れてしまいますよね。
40代、50代になると、ホルモンバランスの変化やストレスが積み重なり、眠りの質が下がりがちになります。
でも実は、イライラや不安が「性格のせい」ではなく、自律神経の乱れによって引き起こされていること、ご存知ですか?
実は体にも原因が?自律神経と心のつながり
自律神経とは、呼吸・血流・体温・内臓などを24時間休まずコントロールしてくれる神経のこと。
このバランスが乱れると、交感神経(興奮)と副交感神経(リラックス)の切り替えがうまくいかなくなります。
その結果、
- 頭が休まらない
- 呼吸が浅くなる
- 眠っても疲れが取れない
といった状態に。
つまり、「心が不安定に見える症状」は、体が無理しているサインかもしれないのです。
自律神経が乱れると、なぜ寝つけなくなるのか
夜、眠るときに必要なのは「副交感神経」が優位な状態です。
けれども、ストレスが多かったり、イライラしていると、交感神経がずっと働いたままになります。
その結果、
- 布団に入っても頭がグルグル
- 心拍が落ち着かない
- 寝つきが悪い
- 途中で何度も目が覚める
といった症状が出やすくなります。
これが、自律神経が乱れている状態=眠れない体の仕組みです。
1人で抱え込むと、負のループに入る
眠れない → 日中イライラする → 自分を責める → さらに眠れない
という負のループに、気づかないうちにハマっている人は少なくありません。
「ちゃんと眠らなきゃ」
「こんなことでイライラする自分がダメ」
そう思えば思うほど、心と体はこわばっていきます。
1人で何とかしようとしないことが、実は一番の近道です。
解決のカギは「がんばらないケア」にある
まずは、体を緩めることからはじめてみませんか?
深呼吸、ストレッチ、整体、アロマなど、方法は色々あります。
大事なのは「がんばらないこと」。
自律神経は、安心したときに整いはじめます。
頑張り屋さんほど、自分の不調に気づくのが遅くなります。
今のあなたが「少し休んでいいよ」と体が教えてくれているのかもしれません。
まとめ
イライラや不安で眠れない夜。
それは単なる心の問題ではなく、自律神経の乱れから来ている可能性があります。
体の緊張が抜けず、交感神経が優位なまま眠りに入ろうとすると、眠れなくなるのは当然のこと。
この状態を放っておくと、睡眠の質が落ち、心身の不調が加速してしまいます。
大切なのは、1人で抱え込まないこと。
そして、自分を責めず、体をゆるめてあげること。
「もう少し楽に生きてもいい」
そう思える夜が増えれば、少しずつ眠りは変わっていきます。

