時間に追われてイライラ…それ、自律神経の乱れ|佐賀市専門

「今日も時間が足りない」
「一日がバタバタで、自分のことが何もできなかった」
そんなふうに、毎日を追いかけるように過ごしていませんか?
家事・仕事・子どもの予定。次から次へとやることがあって、心の中に“余裕”を持つすき間すらない。
この「時間がない」「余裕がない」感覚が、実はあなたの自律神経に大きな影響を与えているんです。
【誰にも頼れない。常に焦りとイライラがある】
「頼れる人がいない」「結局、私がやらなきゃいけない」
そんなふうに、いつも責任を背負って頑張っていませんか?
焦り・不安・イライラ…。
それは性格の問題ではなく、脳と体が“危険信号”を出している状態。
自律神経が乱れて、常に交感神経が働きすぎていると、イライラしやすくなったり、呼吸が浅くなったりします。
【時間に追われる生活が自律神経を乱している】
自律神経は「交感神経(アクセル)」と「副交感神経(ブレーキ)」のバランスで成り立っています。
忙しい毎日で常に“アクセル全開”だと、ブレーキが効かなくなり、夜もリラックスできません。
これが続くと、
- 寝ても疲れが取れない
- 常に気持ちが焦っている
- 怒りっぽくなる
といった状態に。
つまり、時間の余裕がない生活は、心の余裕=自律神経のバランスを奪っていくのです。
【放っておくと心も体も限界に】
「ちょっと疲れてるだけ」と思っていても、限界はすぐそこ。
自律神経の乱れを放置すると、
- 不眠
- 慢性的な肩こり・頭痛
- 胃腸の不調
- 息苦しさ・めまい
など、体にさまざまな不調として現れます。
さらに、焦りや不安が強くなると、うつ状態やパニック発作の引き金になることも。
だからこそ、体と心の「危険信号」を見逃してはいけないのです。
【1分でもできる自律神経ケアで心に余白を】
まずは1日1分でいいんです。
・スマホを置いて、深呼吸をゆっくり深くする
・背すじを伸ばして、肩をクルクルまわす
・湯船にゆっくりつかって、体を温める
こうしたちょっとした“余白”の時間が、自律神経のブレーキ(副交感神経)をオンにしてくれます。
完璧を目指さなくていい。
まずは「ちょっと呼吸してみようかな」から始めて、
心と体をゆるめる習慣をつくってみましょう。
【まとめ】
時間がない、不安、イライラ…それは「自律神経の悲鳴」かもしれません。
忙しさに追われ続けると、心にも体にも余裕がなくなり、気づかないうちに不調がたまっていきます。
でも、たった1分の深呼吸や肩まわしでも、自律神経は少しずつ整っていきます。
まずは「呼吸する」「止まる」時間を、意識して作ってみてください。
お困りであればご相談ください。

