動悸の原因は自律神経!〜佐賀〜
最近、何もしていないのに突然「ドキドキ…」「バクバク…」と、胸のあたりが妙に騒がしいと感じたことはありませんか?
「もしかして心臓に問題が…?」と不安になり、焦ってしまうかもしれません。病院で検査を受けても異常がないと言われ、「きっとストレスからきているんでしょう」と軽く言われることも。
ですが、「なんとかしたい」という気持ちは解決されませんよね。
自分ではどうしようもない「動悸」に悩まされるのはとても不安。
このような動悸が自律神経の乱れと関係していること、そして対処できる方法があることを知っているだけで、少し安心できるかもしれません。今日は、動悸と自律神経の関係について紹介していきます。
動悸が起こると、「何か重大な病気では?」と心配になり、どんどん不安が増してしまいますよね。しかも、一度気になり始めると、日常の何気ない瞬間でも「また動悸が来るかも…」と構えてしまい、リラックスできないことが多いかもしれません。友人や家族にはわかってもらいにくい症状なので、ひとりで不安を抱えてしまう方も多いでしょう。
私自身、人間関係で悩んでいた頃は動悸に悩まされたことがあります。ちょっとしたことでドキドキが始まると、何をしていても落ち着かないし、不安が頭から離れなくなるのをよく覚えています。
動悸を感じる原因のひとつとして、「自律神経」が関係しています。私たちの体には「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経があり、これがバランスよく働くことで体が健康に保たれています。しかし、ストレスがかかりすぎると交感神経が優位になり、副交感神経がうまく働かなくなるため、心臓のリズムも乱れて動悸が起こりやすくなります。
私自身が効果を感じたセルフケア方法を3つご紹介します。
大前提として、呼吸がしっかりできるようになるがポイントです。
(1)「呼吸法」で自律神経を整える
動悸を感じたときは、まず深呼吸をしてリラックスしましょう。ゆっくり4秒かけて息を吸い、8秒かけて息を吐くというリズムで行うのがコツです。この「4秒吸って8秒吐く」呼吸は、副交感神経を刺激して心拍を落ち着かせる効果が期待できます。どこでもできる方法なので、試してみてください。
(3)軽い運動で気分をリセット
無理のない範囲で軽い運動を心がけるのも効果的です。10分程度のウォーキングや軽いストレッチを取り入れると、心と体のバランスが整いやすくなります。毎日少しずつ続けることが大切です。
(5)姿勢を整える
動悸が気になると体が縮こまってしまい猫背になりやすいです。肩を開き、背筋を伸ばすことで呼吸が深くなり、自然とリラックスできます。毎日の生活の中で姿勢を意識するだけでも自律神経が整いやすくなります。
頻繁に起こる動悸は自律神経が大きく乱れているサイン。
この状態を放置していると、次第に心や体に他の不調も表れる可能性があります。たとえば、頭痛や肩こり、胃の痛み、睡眠障害なども引き起こしやすくなります。
さらに、ストレスがたまった状態が続くと、動悸が慢性化し、生活の質を大きく下げてしまうリスクも。小さな不調だからといって油断せず、早めに対処することが重要です。
「少しでも動悸を和らげたい」と感じたら、ぜひ、今から紹介したセルフケアの中から深呼吸だけでも試してみましょう。1分間だけでもゆっくり息を吸って吐くと、気持ちが少し落ち着くかもしれません。
また、セルフケアを試しても症状が改善しないときや、さらに不安が強い場合には、ぜひ専門の医師に相談する、自律神経を整えるために施術を受けるなど一人で悩まずに行動に移してみて下さい。より安心して対処方法が見つかります。
最後に
動悸は、自分ではコントロールしにくい不安な症状ですが、その原因が「自律神経の乱れ」だと知ることで、少し気が楽になるかもしれません。生活習慣を見直し、心と体がリラックスする時間を少しずつ増やしていくことで、動悸が起こりにくくなり、気持ちも安定していくはずです。
佐賀市で動悸でお悩みの方はご相談下さい。