ストレスで胃痛に?自律神経との関係〜佐賀〜
「ストレスを感じると胃が痛くなる」という症状に悩んでいませんか?仕事や学校でのプレッシャー、家庭のことなどでストレスが溜まると、胃の痛みや不快感が突然やってくることは少なくありません。
ときにはズキズキした痛みや重苦しい感じが、集中力ややる気まで奪ってしまうこともありますよね。
実は、このような「ストレスが原因の胃痛」には、自律神経が深く関係しています。
胃の不調があると、食事を楽しむのも辛くなり、家族や友人と一緒にいても心から笑顔になれないことがありますよね。「また胃が痛くなったらどうしよう…」と考えるだけで気分が重くなり、さらにストレスを感じてしまうことも。
私は、仕事と人間関係で悩み胃の不調に悩まされた経験があります。そして、今まで胃カメラは3回経験しています。胃痛がある時は脂汗が出て本当に動けなくなります。経験された事がある方の気持ちは本当に分かります。
自律神経の乱れを整え、胃痛を改善するための実践的な5つの方法。
(1)ストレスによる『胃痛』とは?
通常、食べ物を消化するためには、副交感神経がしっかり働いて、胃や腸がスムーズに動くことが必要です。しかし、ストレスがかかると交感神経が優位になり、体が「緊張状態」に入ります。
このとき、胃は休むことができず、血流が少なくなり、消化活動がうまくいかなくなるため、胃がキリキリ痛むことがあります。さらに、交感神経が過剰に働くと、胃が痙攣したり、酸が出すぎたりするため、痛みが増してしまいます。これがストレスによる胃痛の正体です。
(2)食生活の見直し
まずは、胃に負担をかけないようにするのが大事になります。注意したいのが消化しやすいように食物繊維が少ない物や脂質が少ない食材選びをして下さい。調理も焼く、蒸すなど出来るだけ油を使用しないようにして下さい。また、アルコール類は控えて下さい。
(3)温かい飲み物を取り入れる
温かい飲み物には、胃の動きを助ける効果があり、胃痛を和らげやすくしてくれます。特に、白湯は胃に優しく、胃腸を温めることで血流が改善され、胃痛が落ち着くことがあります。逆に冷たい物や一気に飲料水のがぶ飲みは胃痛の増悪に繋がります。
(4)胃痛があるときは『猫背』になりやすい
実は、姿勢が悪いと胃を圧迫し、胃痛がひどくなることがあります。特にデスクワークやスマホを長時間使う人は、背中が丸まりがちです。椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばして座ることを意識しましょう。姿勢が整うことで、胃への負担が軽減し、食後の胃痛が少しずつ和らぐはずです。
(5)胃の検査を受ける
私の経験上、ストレスで胃痛が辛いと分かっていても『もしかして、病気?』という不安が出てきます。それが不安となり余計なストレスが掛かります。まずは検査をして異常があるのか?ないのか?という事を明確にするだけでも気持ち的に楽になります。
胃痛を我慢し続けていると症状が慢性化するリスクが高まる。
長引く胃痛が続くと、胃炎や胃潰瘍に進行してしまうこともあります。また、慢性的なストレスが原因で自律神経が乱れると、他の消化器官や心の健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
最後に
胃痛は軽視しがちですが、放置していると次第に症状が悪化し、日常生活にも支障をきたすようになります。もしも胃痛が何度も起きるようなら、できるだけ早めに対策を始めることが大切です。
もし、「これ、私のことかも…」と思ったら、今日から少しずつ対策を始めてみましょう。
佐賀市で胃痛でお悩みの方はご相談下さい。