コミュニケーション苦手ですか?

佐賀市高木瀬町にあるプライベート整体サロン
ココロとからだのセラピーサロン テルケル 

院長:栗山秀明です。

新生活が始まって、新しい環境や人間関係、生活リズムなど生活環境や体の生活リズムが大きく変わり慣れるまでに心身ともに疲労が溜まる時期です。

何より、ストレスになるのが『人間関係』

この人どんな人なんだろう?どんな話が合うのかな?話しずらいな…など様々なことを自分の頭の中でグルグルと考えながら、ある意味牽制しながら表面上のコミュニケーションをとっていくことが多いと思います。

しかし、そこから深いコミュニケーションを取れないと言うより取らないのが現代社会。

表面上のコミュニケーションとはなんでしょう?
例えば、仕事上の付き合い、上司、先輩、後輩、同期などの私+〇〇と言った社会的立場でのコミュニケーションで終わってしまっているという事だと思います。

現代の流れでは、コミュニケーション不足と言われ、コミュニケーションを積極的に取りましょうと言われてますが、ただただ、話せばいいという問題ではないのかなと。

先日、連続で偶然にもこんな相談を受けました。
新入社員の指導担当しているけど、若い子の考えが分からない、仕事の指導をしているが怖い、圧が強いと言われる。自分は教育をしっかりしないといけないから一生懸命やっているのに新入社員にそんな風に言われたらどうしていいか分からない。

今年の4月から新社会人になった人から、先輩達の圧が強くて顔色を見ながら動いてる。分からない事があれば何でも聞いてって言われて聞いたけど口調がキツくて怖くなってどうしていいか分からない。憧れてた仕事に就職したのに、やりたくない仕事になってしまったという相談でした。

全然違う仕事の方でベテランの人、新社会人の方両方からのご相談でお二人とも悩み過ぎて不調になり来院されました。

お二人とも『不眠』でした。

私がお二人から感じたことは変に世代の壁を作ってしまっていること。
そこからその壁を崩すようなコミュニケーションを取っていないからだと感じました。

仕事を円滑に行う上で深いコミュニケーションは必要なのか?

必要だと思います。

私は病院勤務時代、部下にあたる後輩と関わるにあたり、大事にしていた事があります。
◯後輩が持っている価値観を尊重し理解すること
◯自分のダメだな所を曝け出しイジりやすくしてあげる事(笑)
◯後輩に助けてもらう事
◯後輩を助ける事
後輩より人生経験も社会人経験も長いけど完璧ではないし、助けてもらわないといけない。そして、後輩の意見が必要な事があるという事を分かってもらうことを大事にしてました。

それにより、新社会人としての不安も社会に自分が必要なんだなと分かってもらえるし、何かあれば先輩が守ってくれるという信頼してもらえれば、時に厳しい事を言ったり指導しても現代の若い子でも全然理解してくれます。

また、逆も然りです。新社会人とは言え、社会人としての『責任の重さ』という認識は体感していないので、先輩や上司の指導がキツく感じてしまいます。そこで、『自分の為に言ってもらってる』と認識できれば良いのですが、それが難しいのが現実。

私が新人の頃やっていた方法は簡単です。
◯話やすい先輩を見つけて何でも相談できる関係を作る(プライベート、仕事両方)
◯怖くても、怒れてもいいからとにかく話す
◯怒れてたり、圧が強くて凹んだら話やすい先輩に相談(笑)
これでかなり可愛がってもらえるようになりました(笑)

そうしていくうちに、本当に自分の事を考えて怒ってくれてる先輩だなとか判断できるようになります。

要は、その人の『人間性』を理解してあげることが、深いコミュニケーションを取ると言う事になると思います。

現代社会ではドライな関係性になって行き、ちょっとした事で問題になるのでコミュニケーションを取りたがらない→さらにドライになる→働きにくくなるという悪循環になっていると思います。

もちろん、いろんな要因が絡み合って人間関係で悩む事はあると思いますが、まずは、純粋に年代の壁など意識せず人間として気楽にコミュニケーション取っていけば良いのかなと思います。

職場環境を変えるのは簡単ですが、コミュニケーションの取り方を変えて行かないとどこに行っても人間関係で悩み、体調を崩してさらに不調になって行くという悪循環になってしまいます。

本当にコミュニケーションってそんなに難しくないですよ!