手の痺れで柔道を思いっきりできない
佐賀市高木瀬町にあるプライベート整体サロン
ココロとからだのセラピーサロン テルケル
院長:栗山 秀明です。
今回のお客様の悩みは
◯右手を挙げると痺れる。
◯箸を使うと腕全体が痺れて使えない。
◯柔道の組手がうまく出来ない。
という悩みを解決したいという事で来院された10代女性のお客様です。
施術期間
◯6ヶ月(月に1回を6回)
お客様と体の状態を見ながら相談しての施術目標
1痺れなく箸を使って食事ができるようになる。
2右手を挙げた時の痺れ改善
3組手がうまく出来るようになる
この優先順位で問題解決をしていく事にしました。
初診時の第一印象は、物凄い怒り肩だなと感じた。まず、バンザイをしてもらう。左手は180度綺麗に上がっているのに対して、右手は130度といった感じ。本人は左右差を感じておらず。左右ともに綺麗にバンザイが出来ていると感じていた。バンザイして5秒程度で、右肩から腕、手首へと痺れが出現。下ろすと痺れは消失した。それから、首、胸郭、右腕などを検査していき、まずは、呼吸機能を調整することにした。
お客様はかなり怒り肩が特徴的であり、胸骨、鎖骨といった動きがかなり乏しい状態であった。その動きが乏しい事で肺の入り口が狭くなり口や鼻から取り入れた酸素を十分に取り入れる事ができず、体は酸欠状態になる。体は必死に酸素を取り入れようと肩呼吸をするようになり、怒り肩を助長してしまう。また、鎖骨の下を大きな神経や血管が通っているのでそこに対するストレスを取り除く必要性を感じた。
初回は胸郭を中心に施術を行い終了した。しかし、大きな障害があった。通院できるのが練習や遠征などあり月に1度しか来れないという事だ。痛みと違って痺れというのは中々経過の予測がつかないものだ。
そして、2回目の来院。怒り肩は変化なし。しかし、箸を持った時の痺れはだいぶ良いとの事。バンザイは可動性、痺れともに変化なし。今回は頭蓋から胸椎の背骨に対しても施術介入。施術後バンザイの可動性改善。痺れも出るタイミングが遅くなってきた。
3回目の来院。痺れはほとんど感じなくなったとの事。怒り肩もだいぶ良い。しかし、胸郭の動きがイマイチ。呼吸機能に対しする施術を行う。
4回目の来院。保護者とご本人から、柔道の組手や動きがかなり良くなりパフォーマンスが良くなったとの事。よしよし(笑)痺れも気にならない。(よっしゃ!笑)
5回目、6回目は体全体の調整と柔道のパフォーマンスを整える事で終了。その後、全国大会まで出場!おめでとう!!
同じような症状でお悩みの方、ご相談ください。