右肩が動かない、寝ると疼く

佐賀市高木瀬町にあるプライベート整体サロン
ココロとからだのセラピーサロン テルケル
院長:栗山 秀明です。

今回のお客様の悩みは
◯寝る時に、右肩が疼いて眠れない。
◯右肩の動きが悪く、仕事に支障がある。
◯何より、痛くて動かしたくない。
この3つの悩みを解決したいという事で来院された50代、女性のお客様です。

施術期間
◯3ヶ月(2週に1回を5回、4週に1回を1回)

お客様と体の状況を見ながら相談しての施術目標
1:夜、痛みなくぐっすりと睡眠が取れる状態にする。
2:仕事で痛みがなく使えるようにする。
3:右肩の可動域を改善していく。
この優先順位で問題解決をしていく事にしました。

いざ、触っていくと、筋肉はそんなに硬くない、そして、関節の動きも悪くない。ただ、痛みが出る所まで動かしていくと突っ張って痛いと訴えあり。

痛い場所を触ってもそんなに筋肉が緊張している訳でもない。ここから、今までの経験から、肩周囲の神経に問題があるのでは?首から胸、右肩、右手首と神経の通り道を整えていくと…

『痛くないです。』痛いは消失。ただし、可動域に変化はなし。まず初日はこれにて終了。

2回目、来院時に一言『夜、全然痛くなくて眠れました。』→心の中でめっちゃ嬉しかったです(笑)

昼間はどうしても、仕事や家事で使うので動かしていくと、痛むとのこと。その後、施術を重ねていくことで、痛み自体は改善が見られたが、可動域の改善がイマイチ。

もう一度、体の再検査を行う。見落としてない所はないか?…あった。

お客様自身がまっすぐと感じて見ている視線が常に右を向いている。右肩と視線の関係性体全体が捻れている。空間認知と身体の捩れが大きなポイントとなった。

まっすぐに右肩を挙げているつもりでも実際は変な挙げかたになり関節運動にストレスが生じていた。可動域訓練をやめて、体全体の捩れをとり、体と空間認知の擦り合わせを行なって行く事で可動域自体も改善が見られました。その後、1ヶ月期間を空けての施術、痛み、可動域ともに支障なく施術を終了となりました。

右肩が痛い、動かないといった場合、関節、筋肉の問題と考えてしまいますが、今回は神経、体の捩れと空間認知のずれがポイントでした。

お困りの症状があればご相談ください。